大学院オンライン授業 zoom文字起こし機能について

「大学院授業を英語で受けていて、何かコツなどありますか?」とご質問をいただくことがあります。
 
便利な機能として、zoomの文字起こし機能があります。本日は、この機能についての感想を述べたいと思います。
 
これは、ホストが許可すれば、全文リアルタイムで文字起こししてくれる機能です。先日の授業で、この機能を使いながら受講してみました。
 
この機能の良い使い方は、「今の単語、わからなかった!」という時に確認の意味で使うことでしょう。
 
授業の理解を、zoom文字起こし機能に頼ってしまうと、結局授業を「聞く」のではなく「読む」ことに集中してしまいます。また、文字起こし機能が優秀すぎて困る側面もあります。語り手の口癖まで、zoom文字起こししてくれるので、読みにくい文章が出来上がっていくのです。例えば、「disease..., well, this disease..., disease itself, ah, is...」のように、同単語を繰り返してしまう、人ぞれぞれの語り癖がありますよね。その語り癖も上手に再現されるのが文字起こし機能でして、読むことに集中している時に、語り癖が入ってくると、混乱してしまいました。
 
でも、聞き取りにくい単語を文字起こししてもらえるのはとても有難く、その単語ひとつわかると意味が通じるような経験もできました。
 
母国語以外で授業受講の際は、zoom 文字起こし機能、おすすめです。